効果検証でできること
メルマガは送って終わりではありません。送った後に「読まれたか」「行動につながったか」「離れた方はいないか」を確かめ、次の号に活かしてはじめて、マーケティングの道具になります。FormOK は、配信した号ごとに受信者の反応を自動で記録し、画面で確かめられるようにしています。
どれくらい読まれたか
送った宛先のうち、何人がメールを開いたかを開封率で確かめられます。件名や送る時間の良し悪しを判断する手がかりになります。
どのリンクが押されたか
本文のリンクごとに、押した人数と回数が分かります。申し込みボタンと詳細ページのどちらに関心が集まったかを見比べられます。
誰が反応したか
リンクを押した方の名前とメールアドレスを一覧で確かめられます。関心の高い方に個別に連絡するなど、次の一手に使えます。
いつ反応があったか
配信後24時間の反応の山と、過去12ヶ月の曜日・時間帯ごとの反応から、購読者がメールを読む時間が見えてきます。
号ごとの変化
開封率とクリック率の推移をひとつのグラフで追えます。件名や構成を変えた号で数字がどう動いたかを確かめられます。
離れた方の数
その号をきっかけに配信を解除した方の数と割合が分かります。内容や頻度が購読者の期待と合っているかの目安になります。
計測のための設定はいりません
開封とクリックの記録は、すべてのメルマガで自動で行われます。配信の手順はメルマガ配信マニュアルをご覧ください。
数字を見る3つの画面
効果を確かめる画面は3つあります。見たいことに合わせて使い分けます。
| 画面 | 開き方 | 分かること |
|---|---|---|
| メルマガ一覧 | フォームの「メルマガ配信」 | 号ごとの送信数・開封率・クリック率を一覧で見渡せます。配信済の号には「レポート」のリンクが出ます。 |
| 号のレポート | 一覧の「レポート」、または詳細ページのボタン | 1つの号について、集計・配信後24時間の反応・リンク別のクリック・クリックした宛先を確かめられます。 |
| メルマガ効果分析 | 一覧の上の「メルマガ効果分析」ボタン | フォームの配信済の号をまとめて、推移・号ごとの比較・反応の多い曜日と時間帯を確かめられます。 |
このほか、号の詳細ページには宛先ごとの結果(送信できたか・初回開封日時・初回クリック日時)が出ます。特定の方がメールを開いたかを確かめたいときは、詳細ページで結果を絞り込みます。
数字の意味と計算のしかた
レポートと効果分析に出る数字は、すべて次の決まりで数えています。開封もクリックも「人数」で数え、同じ方が何度開いても何度押しても1と数えます。「率」はすべて「人数 ÷ 送信数」で、小数点以下は切り捨てます。
| 数字 | 意味 | 計算 |
|---|---|---|
| 送信数 | 送信に成功した宛先の数。率を出すときの分母です。 | 送信済の宛先の数 |
| 開封数・開封率 | メールを開いた宛先の数。メールの中の小さな画像が読み込まれたとき、またはリンクが押されたときに開封として記録します。 | 開封した宛先 ÷ 送信数 |
| クリック数・クリック率 | 本文のリンクを1つ以上押した宛先の数。どのリンクでも、1人は1と数えます。 | クリックした宛先 ÷ 送信数 |
| 配信停止数・配信停止率 | その号の配信解除のリンク、またはメールソフトの「配信停止」ボタンから解除した宛先の数。別の号から解除した方は数えません。 | 配信停止した宛先 ÷ 送信数 |
| 送信失敗 | 相手のメールサーバーに受け取ってもらえなかった宛先の数。送信数には入りません。 | 件数 |
| 送信対象外 | 送信が始まった後に配信を解除した方、受信拒否の方、例示用のダミー宛先など、送らなかった宛先の数。 | 件数 |
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「クリックした宛先」と「クリック回数」は別の数字
リンク別のクリックには両方が出ます。1人が同じリンクを3回押すと、クリックした宛先は1、クリック回数は3です。関心のある人数を見るなら宛先、よく見返されたかを見るなら回数が目安になります。
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クリックした方は開封した方として数えます
画像の読み込みを止めているメールソフトでは、開いても開封が記録されません。リンクを押した方はメールを開いているはずなので、開封にも数えます。このため、開封数がクリック数を下回ることはありません。
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テキストだけで送ったメルマガは開封を計測しません
開封の記録には画像が必要なため、「テキストのみで送る」にした号の開封率は「計測対象外」と出ます。クリックは計測します。
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計測しないリンクがあります
押すとメールソフトや電話が開くリンク(メールアドレス・電話番号)と、宛先ごとに名前などを入れる差し込みを含んだリンク、メールの末尾の FormOK の表示は計測しません。本文に計測するリンクが1つもない号は、クリック率が「-」と出ます。
号のレポートの読み方
号のレポートは、1つの号の結果を上から順に4つの部分で示します。配信中でも開けるので、送信が進むにつれて数字が増えていく様子も確かめられます。
集計
送信数・開封数(開封率)・クリック数(クリック率)・配信停止数(配信停止率)・送信失敗・送信対象外が並びます。配信中は送信待ちの数も出ます。
まず見るのは開封率とクリック率です。開封率は「件名と差出人名が読者を引きつけたか」、クリック率は「本文が行動につながったか」を表します。開封率が高くクリック率が低いなら本文かボタンの置き方に、開封率そのものが低いなら件名か送る時間に見直す余地があります。
配信停止率は、1通の号で大きく動くことはまれです。急に上がった号があれば、その号の内容・頻度・宛先の集め方に購読者の期待とずれがなかったかを振り返ります。
配信後24時間の反応
配信開始からの経過時間を1時間ごとに区切り、その時間帯に初めて開封した宛先の数と、初めてクリックした宛先の数を折れ線で出します。
多くのメルマガは、配信直後に反応の山があり、数時間で落ち着きます。山が配信直後でなく数時間後に来る場合は、購読者がメールを読む時間と配信時刻がずれているということです。山の位置に合わせて次の号の送信日時を前後させると、読まれやすくなります。
配信直後の1時間に極端に大きな開封の山があり、その後がほとんど平らな場合は、受信した時点で自動的に画像を読み込むメールソフトの影響を疑います。詳しくは数字が実際とずれる理由をご覧ください。
リンク別のクリック
本文に現れた順に、リンク先のアドレス・クリックした宛先の数・クリック回数・割合(クリックした宛先を送信数で割った値)を、横棒と表で出します。
この表で分かるのは「読者が何に関心を持ったか」です。申し込みボタンより下の方の詳細ページのリンクが多く押されていれば、読者は決める前に情報が欲しかったということです。次の号では、その情報を本文に先に書くか、ボタンの前に置くと申し込みにつながりやすくなります。
同じリンク先を本文の上と下に2回置くと、2つの行に分かれて出ます。上と下のどちらが押されるかを見れば、読者がどこまで読んでいるかの目安にもなります。
リンクをクリックした宛先
リンク別のクリックの表で「クリックした宛先」の数を押すと、そのリンクを押した方の一覧(メールアドレス・姓名・初回クリック日時・クリック回数)が、押した順に出ます。
これは、メルマガを個別の営業や案内につなげるための一覧です。たとえば「見学会の申し込み」のリンクを押したのに申し込んでいない方に、締め切りの前に一言お知らせを送る、といった使い方ができます。
メルマガ効果分析の読み方
メルマガ効果分析は、フォームで配信したすべての号をまとめて見る画面です。1つの号の良し悪しは、他の号と比べてはじめて分かります。メルマガ一覧の上の「メルマガ効果分析」ボタンから開きます。配信済の号が1つもないときは押せません。
全体の集計
配信した号の数・送信数の合計・平均開封率・平均クリック率が並びます。平均は号ごとの率を平均するのではなく、すべての号の開封した宛先の合計を送信数の合計で割って出します。送信数の少ない号の率に引きずられず、購読者全体の反応を表す数字です。
平均開封率は、テキストだけで送った号を除いて計算します。平均クリック率は全号を含みます。
開封率・クリック率の推移
直近24号を古い順に横に並べ、開封率とクリック率の折れ線に送信数の棒を重ねます。テキストだけの号は開封率の点を打ちません。
見るのは「傾向」と「飛び抜けた号」です。開封率がゆるやかに下がり続けているなら、購読者が内容に慣れて開かなくなってきている兆しです。件名の付け方や頻度を変える時期です。反対に、ある号だけ開封率やクリック率が高いなら、その号の件名・テーマ・送った時間が当たっています。何が違ったのかを号ごとの結果で確かめ、次の号で繰り返します。
送信数の棒は、購読者の増え方も表します。フォームの回答が増えれば配信リストも増えるので、送信数が増えながら開封率が保たれていれば、新しい購読者にも読まれているということです。
号ごとの結果
配信日時・件名・送信数・開封率・クリック率・配信停止率を全号分の表で出します。列の見出しを押すと、その列で並べ替えられます。行を押すと、その号のレポートが開きます。
開封率で並べ替えると、よく開かれた件名の共通点が見えてきます。クリック率で並べ替えると、行動につながったテーマが分かります。配信停止率で並べ替えると、購読者の期待から外れた号が分かります。
反応の多い曜日と時間帯
直近12ヶ月に配信した号の開封とクリックを、起きた曜日(月〜日)と時間帯(0〜23時・日本時間)の表に数え、多いマスほど濃く塗ります。
濃いマスが、購読者がメールを読んでいる時間です。次の号の送信日時を濃いマスの少し前にすると、受信箱の上の方にある状態で読んでもらえます。ただし、反応は配信した時刻の近くに集まりやすいので、いつも同じ時刻に送っていると、その時刻だけが濃くなります。本当に読まれやすい時間を知りたいときは、何号かは送る時刻をずらして試します。
効果検証の進め方
数字を眺めるだけでは、次の号は良くなりません。「何のために送るか」を決め、それに合う数字を1つ選び、号ごとに1つだけ変えて比べるのが、効果検証の基本の形です。
送る目的を決める
メルマガの目的は、号によって違います。目的が決まると、見るべき数字が決まります。
| 目的 | 見る数字 | 例 |
|---|---|---|
| 申し込み・予約を集める | 申し込みリンクのクリックした宛先の数 | 見学会・セミナー・キャンペーンの案内 |
| 情報を届ける | 開封率 | 営業時間の変更・休業のお知らせ |
| 関係を保つ | 開封率の推移と配信停止率 | 毎月のニュースレター・季節のご挨拶 |
| 声を集める | アンケートリンクのクリックした宛先の数と、フォームの回答数 | 満足度アンケート・ご意見募集 |
号ごとに1つだけ変える
件名も本文も送る時間も一度に変えると、数字が動いても何が効いたのか分かりません。1つの号で変えるのは1つにします。
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件名を変えて開封率を比べる
「11月のお知らせ」と「11/20 無料見学会のご案内」のように、中身が分かる件名とそうでない件名で開封率を比べます。日付・数字・固有名詞を入れた件名は、開かれやすい傾向があります。
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送る時間を変えて反応の山を比べる
平日の朝・昼・夜、週末など、送る時間を変えて、配信後24時間の反応の山の高さと位置を比べます。何号か試すと、反応の多い曜日と時間帯の表に購読者の生活時間が現れてきます。
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ボタンの位置と文言を変えてクリック率を比べる
ボタンを本文の上に置いた号と下に置いた号、「詳しくはこちら」と「無料で申し込む」の文言で、リンク別のクリックを比べます。してほしい行動が1つなら、ボタンも1つに絞ったほうが押されやすくなります。
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リンクの数を変える
リンクが多いほど1つあたりのクリックは分散します。リンク別のクリックでほとんど押されていないリンクは、次の号では外します。本文が短くなり、本当に見てほしいリンクが目立ちます。
比べるときの注意
送信数が少ない号は、率が大きく揺れます。送信数が50の号では、1人の違いが2%の差になります。送信数が少ないうちは、1号ごとの率の差より、何号か続けた傾向を見ます。
テーマの違う号を比べても、件名や時間の効果は分かりません。「キャンペーンの案内」と「休業のお知らせ」では、開封率が違って当然です。比べるなら、同じ種類の号どうしで比べます。
次の号に活かす
結果の良かった号は、詳細ページの「この号を元に作成」から次の号を始めると、差出人と件名が入った状態で作成欄が開きます。件名の型・送る時間・ボタンの置き方のうち、効いたものを残し、次は別の1つを試します。この繰り返しが、メルマガを少しずつ確実に良くしていきます。
数字の目安
「開封率は何%あれば良いのか」はよく聞かれますが、業種・購読者の集め方・メールソフトの種類で大きく変わるため、ひとつの正解はありません。一般的な目安として、開封率は20〜30%台、クリック率は数%、配信停止率は1%未満がよく語られますが、いちばん信頼できる目安は、あなた自身の前の号です。
FormOK のメルマガの宛先は、フォームに問い合わせや申し込みをした方です。見ず知らずの方に送る広告メールより、もともと関心のある方が多いため、開封率は一般の目安より高く出ることが多くなります。自分の号どうしで比べ、前の号を上回ることを目標にします。
配信停止率が高い号は内容を振り返ります
配信停止は、購読者からの「このメールは要らない」という意思表示です。1つの号で配信停止率が普段より目立って高いなら、その号の内容・頻度・宛先の集め方に心当たりがないかを振り返ります。解除した方には次の号から届かなくなるので、放っておくと送信数そのものが減っていきます。
反応した方を次の行動につなげる
効果検証の数字は、率を上げるためだけのものではありません。反応した方が誰かが分かるのが、FormOK のレポートの強みです。
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関心の高い方に個別に連絡する
申し込みリンクを押した方の一覧は、見込みの高い方の一覧です。押したのに申し込みが来ていない方に、締め切りの前に電話やメールで一言添えると、申し込みにつながります。
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FormOK のフォームへ誘導して結果まで追う
メルマガの申し込みボタンの行き先を FormOK のフォームにすると、クリックした宛先の数と、フォームに届いた回答の数を見比べられます。クリックは多いのに回答が少なければ、フォームが長すぎるか、入力の途中で迷う項目があるということです。号の専用フォームを用意すると、その号の成果が回答数でそのまま分かります。
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反応のなかった方には角度を変えて届ける
何号も開封のない方は、件名に興味を持てていないか、受信箱で埋もれています。次の号は件名の型を変えたり、送る時間を変えたりして、別の角度から届けます。
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反応の山の前に次の案内を重ねる
配信後24時間の反応を見ると、その号の反応はほぼ1日で出切ります。イベントの案内は、締め切りの数日前にもう一度送ると、1通目を見逃した方に届きます。
数字が実際とずれる理由
開封とクリックの計測は、メールの仕組み上、受信者のメールソフトの振る舞いに左右されます。どの理由も「号ごとの比較」には影響しにくいので、数字は絶対値でなく、号どうしの比較の目安として使ってください。
| 理由 | 数字への影響 |
|---|---|
| Apple のメール(iPhone・Mac) | 受信した時点で画像を読み込むため、開いていなくても開封として記録されます。開封日時は送信時刻とほぼ同じになります。Apple のメールを使う購読者が多いほど、開封率は高めに出ます。 |
| 画像の読み込みを止めているメールソフト | 開いても開封が記録されません。リンクを押せば開封として数えます。開封率は低めに出ます。 |
| Gmail・Outlook などの迷惑メール対策 | 受信者が押す前に、リンク先を確認しに来ることがあります。この確認もクリックとして記録されるため、クリック数は実際より多く出ることがあります。配信直後にクリックが集中しているときは、この影響を疑います。 |
| テキストだけで送ったメルマガ | 画像がないため開封を計測しません。クリックは計測します。 |
| メールの転送 | 受信者がメールを知人に転送し、その知人が開いたりリンクを押したりすると、元の受信者の反応として記録されます。 |
開封率よりクリック率を重く見る
開封は自動で記録されることがありますが、クリックは受信者の意思で起きる行動です。迷惑メール対策の確認を除けば、クリック率は開封率より実態に近い数字です。行動につながったかを見るときは、クリック率とリンク別のクリックを中心に見ます。
よくある質問
Apple のメールを使う購読者が多いと、受信した時点で開封として記録されます。配信後24時間の反応で、配信直後の1時間だけに開封の山があり、その後がほぼ平らなら、この影響が大きい号です。読まれたかを確かめたいときは、クリック率とリンク別のクリックを見ます。
本文に計測するリンクが1つもない号です。メールアドレスや電話番号のリンクは計測しません。ホームページや申し込みページへのリンクを本文に置くと、次の号から計測されます。
「テキストのみで送る」にした号です。開封の記録には画像が必要なため、テキストだけの号は開封を計測しません。クリックは計測します。開封率を見たい号は、ふだんどおりデザインで作って送ります。
号の詳細ページの「宛先ごとの結果」に、宛先ごとの初回開封日時と初回クリック日時が出ます。結果で絞り込んで探せます。画像の読み込みを止めているメールソフトでは、開いても開封日時が入らないことがあります。
配信した号のレポートと効果分析は、号を削除するまで見られます。有料プランのときに送った号は、フリープランに戻った後も見られます。
開けます。配信中は集計に送信待ちの数も出ます。送信が進むにつれて送信数と開封数が増えていくので、率は配信が終わってから見ます。
開封率・クリック率の推移のグラフに出るのは直近24号です。それより古い号は、号ごとの結果の表に全号出ます。反応の多い曜日と時間帯は、直近12ヶ月の号を数えています。
数字を見て、次の号をもっと良くする
配信済のメルマガの一覧から「レポート」を開いてみましょう。
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